数字で見る交通事故　茨城県結城市（平成28年）

結城市の交通事故は「180件」、県内ワースト「19位」

平成28年の1年間に結城市内で発生した交通事故を見ましょう。

結城市で発生した交通事故の内、死者や負傷者が発生した人身交通事故の発生件数は「180件」でした。前年の平成27年の統計を見ると、同市の人身事故発生件数は227件でしたので、前年比でマイナス47件になりました。
独自に発生事故件数をワースト順位で集計すると、平成27年の県内ワースト17位から、平成28年は「19位」となっています。

結城市の交通事故負傷者数は「230人」、県内ワースト「18位」

次に、平成28年に結城市内で発生した交通事故の負傷者数を見ます。

市内で発生した交通事故の内、平成28年の負傷者数は「230人」でした。前年の同市内で発生した交通事故負傷者数は298人でしたので、前年比マイナス68人となりました。

負傷者数のワースト順位を集計しなおすと、平成27年が県内ワースト20位だったのに対し、平成28年は「18位」になりました。

結城市の死亡事故件数は「4件」、死者数「4人」

平成28年に結城市で発生した死亡事故件数は「4件」で、死者数は「4人」でした。これは死亡事故１件につき、1人の死者が出たことになります。

なお、平成27年の同市内の死亡事故件数は3件、死亡者数は4人でした。したがって、1年間で死者数は変わらずに、死亡事故件数は1件増えたことになります

死亡事故件数はワースト「15位」、死者数ワースト「16位」

県内のワースト順位を見ると、死亡事故件数はワースト「15位」、死亡者数は「16位」です。負傷者数のワースト順位とくらべると死者数が多い傾向です。

ちなみに平成27年のワースト順位は、死亡事故件数では「21位」、死者数は「16位」でした。

死者数は県内「2.67パーセント」を占める

次に、茨城県全域の市町村と下妻市の交通事故による死者数を比較します。茨城県警察本部（交通総務課）が発表した茨城県の平成28年の交通事故死者数をワースト順に表にして並べると、次のようになります。

県全体の死亡者数が150人だったので、結城市の死亡者数（4人）が茨城県の交通事故死者数で占める割合は「2.67パーセント」になります。

平成28年の茨城県内の市町村別・交通事故死者数

※茨城県警察本部交通総務課の発表を基に独自に作成。市町村は平成28年12月末現在の区分。

結城市の人口10万人あたりの死者数はワースト「11位」

交通事故を比較する際、市町村ごとの人口が異なるために、人口の多い市と人口の少ない市では単純にくらべることはできません。そこで交通事故のデータを人口10万人あたりで計算して比較する方法があります。

この計算を使って、たとえば、死亡者数がワースト１位（13人）の水戸市を人口あたりの死者数で見ます。すると、ワースト順位は24位（5人）になり、人口に対して死亡者の割合は平均的だというように見ることができます。

この人口10万人あたりの交通事故死亡者数で、県内市町村別にワースト順に作成したのが次の表です。

平成28年の茨城県内の市町村別・人口10万人あたり交通事故死者数

※茨城県警察本部交通総務課の発表を基に独自に作成。市町村は平成28年12月末現在の区分

結城市の人口10万人あたりの死亡者数は約「8人」となり、県全体での交通事故死亡者のワースト順位は「11位」となりました。

県全体の平均値を計算すると「5.16人」ですから、市の人口に対して県内平均よりも死者数が多い結果となりました。

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